#あすみかんの上にあすみかん

#たのしいことしかかかないことをここに決意します

死ぬ前に思い出したい上司へのリスペクトレター

今月で尊敬する上司が転職します。

上司はあまりにも私を爆成長させ、人生を変えてくれた存在です。

そんな上司とのお別れなため、これは私の人生の節目(??)だな〜と思ったので今までのことを振り返りたくなりました。書いていくぞ〜

3年目になった私と上司の出会い

3年目の私は、目の前の仕事はバリバリ頑張るけど、外の世界は知らないエンジニアでした。 同僚でカンファレンス行ったりしている人は知っていましたが、「カンファレンス怖そうだし行けないや〜」という気持ちでした。とはいえ、エンジニアとして勉強しないのはやばいよな...と思いつつ読書はしてみるものの、長続きせず、なんか土日焦った気持ちが募る、みたいな感じでした。

上司の初出社の日、私も会社にいて「あっ、あれが噂の!!!」となったのを鮮明に覚えています。SREロールで入ることは聞いていましたが、PHP界隈で有名な人、本書いたり、カンファレンスでめっちゃ登壇してる人・・・普通に仲良くなりたい!ってかなんなら色々吸収したい!!とこの頃から思っていました。

ただ、結構私はズカズカッとコミュニケーションするタイプの人間なので、もし厳格な方だったら、初日から嫌な気持ちにさせちゃうか・・・と思って、話しかけるのをやめました。

その後、上司のtimesが生えたので、ササッと入りコミュニケーションをとってみたらめちゃくちゃカジュアルコミュニケーションな方だったので最高〜〜〜〜!!!!!!ってなって、そこから仲良くなりました。4s4kiというアーティストが好きなことでお互い情報共有(??)したりするくらい仲良くなりました。

そこから、ちょっとして、同じ部署になったり(開発部・SREを全部混ぜて、3つに分割した部で同じだった)、同じPJになったり(上司がリーダー)、...最終的な接点はここまでなのか?、その次の開発部(上司がマネージャー)、最終的な接点はここまでです。でも、その後退職直前までずっと定期的に1on1はしてもらっていました。上司がウチにいた3年間の中で私にもたらしてくれたものについて整理して書いていこうと思います。

上司からレビューが入ったので修正しました

上司が私にもたらしてくれたもの

技術カンファレンスに参加・登壇できるようになった

fortee.jp

きっかけはPHPカンファレンス2020でのスポンサーセッションを任された時からでした。

先ほども言いましたが、あくまで社内のみで頑張っていただけで、そんな「PHP」「カンファレンス」とか名前がついたすごそうなところに自分が登壇していいのだろうか、みたいな恐怖と不安と、...でもちょっと期待があった自分へ最大限のフォローをしてくださいました。 自分が話せそうなことを案出して、この時点で全てのネタに不安がある状態だったのですが、そのネタから「発表できそうな粒度」になるまで持っていってくれて、発表練習をして、メンタルケアもして、登壇するまでを完全サポートしてくれました。

話してみたら話してみたで、やっぱり前に出て話すのは好きなので「めっちゃ楽しかったヮ〜〜〜!!!」となったのを覚えています。

その後、PHPカンファレンス2021でスポンサーセッションを同僚がやっていたのですが、自分が発表していないことへの悔しさがありました。(どういうことだ)、ここから、私はカンファレンスの魅力に溺れることになっていったのです。

「自分が発表してないのが悔しかった」と、DMかなんかで伝えたら「じゃあ全力でサポートします」と言ってくれ、次のPHPerKaigiでのプロポーザル出すのをお手伝いしてくれました。

その時の1on1議事録

「求められていそう・採択されそうなプロポーザル」のための文章もだいぶレビューしてもらいました。余裕で3時間くらいやってくれました。(というか長時間一緒にプロポーザル考えてくれるのはこの後もそう。) そして、晴れて採択されて、「やったー!!!」となりました。初応募→初登壇までいけたのはどう考えても上司のおかげです。発表練習や、もくもく会、全てをサポートしてくれました。私が今、カンファレンスなどに登壇できているのは紛れもなく上司のレビュー・サポートのおかげです。

asumikam.com

外部に向けて発信する、社外でアウトプットをすることで自分が成長できる、そのことを教えてくれました。感謝しかないです。

読書(インプット)ができるようになった

上司は信じられない量の本を読む人です。余裕で年間100冊??とか読みます。というか普通にアウトプットもすごいです(1人アドベントカレンダーを3本回していました。) 「なんか本書いてるすごい人」みたいな解像度から「しっかりとインプット・アウトプットを信じられない量で行っている人(だからすごいし)」のような解像度になりました。

失礼な言い方ですが、わたしからすると「歩いて喋る辞書」です。困ったことがあって...と相談すると、参照先の本が数冊、数十冊出てきます。 1on1でそのようなやりとりを数度行っていると、「イマジナリー積読」が増えていくわけです。こんだけ教えてくれてるのにアクションしない訳ないんですよね。ある時、「リアル積読」していた本を読んでみました。もともと、文学小説とかは読んでいたこともあり、本を読める性質だったため、一冊一気読みしました。(timesにメモしていたら「あれっ本読んでるね〜苦手って言ってたのにすごい!」みたいなコメントしてくれて嬉しかったのを覚えている)

なんか読めました。困っていることから、それが書いてある本を読んだからなのかな、自然に「読みたくなる」感覚があったのです。アレェ、意外と本読むのっていけるかも??となりました。

その時くらいに、開発部のMVP的なのに選ばれて、表彰プレゼントとしてKindleをもらいました。そこから読書が加速しました。年に数冊だった私が、数ヶ月で10冊くらい本を読みました。読書ジャンキー??のような感覚があの時あったな。早く次を読みたくて、めちゃくちゃ読んでいました。

今はジャンキー加減は落ち着いてるけど(がんばれ)、それでも読書は好きで、「上司があんだけインプットしてるのに、自分がインプットしなくていい訳ない」「読まないより絶対読んだ方がいい。知識が増えることは良いことだから」というマインドで、「本を読むこと」が人生に馴染みました。

当時の読書メモ

セルフマネジメントが(ちょっと)できるようになった

私と仲が良い読者の方はお気づきかと思いますが、私は超・短気・せっかち・失礼発言メーカーな一面を持っています。(高校の時は、教師に向かって失礼発言をして校長室に呼び出されていた人生です)

自分でも気付いているけど、この怒りのような衝動が自分を成長させたこともあったので、どう付き合っていくがいいかな〜もうそのままでもいいかな〜とも思っていました。それが「弱み」になることに気づかせてくれたのは上司でした。

他者と働く / 「わかりあえなさ」から始める組織論 | 本の要約サイト flier(フライヤー)

まずはこの本を教えてくれました。ここで「相手にもナラティブがある」ことをちゃんと考えるようになりました。あとは、1on1・評価面談などでもこのような動きをしているからこそ、損をしている場面がある、と真摯にフィードバックしてもらいました。印象的だったのは「自分もそうだったけど、損をした場面がある」と過去のことを話してくれたり。

なんか書いてて、結局は圧倒的信頼感が全てじゃね??って気持ちになったのですが、この頃から怒りをコントロールしてみるか、という気持ちになりました。例えば、ムムッと思ったことがあれば脊髄反射でチャットを返していましたが、上司は私に「1回放置する」という小手先の技を教えてくれました。ムカついた時に1回放置するようにしました。するとですねー、なんか、数時間後には結構怒りが収まってるんですよね。自分が単純人間ってのもあるかもしれない。ガハハ。あとは、「言わなきゃ良かったなぁ」と後悔することが減りました。そうなんですよね。言ったら言ったで後悔してるんすよね。それが減ってちょっと自分の中で得たものがあったんだよなぁ。

「怒り」をコントロールすることの大切さを教えてくれました。一歩ずつではありますが、トライするようにしています。

後もう1つあって、落ち込んだら地の果てまで落ちて出力がミソカスになる、という一面も持っています。というか、自分に自信がない。からこそ、生産性の無い落ち込み方をめちゃくちゃしてしまっていました。

結局これも圧倒的信頼感なのですが、1on1では素直に病んでる面を見せていました。で、うちの上司の良いところが、ここから私を引き上げるところなんですよね。

弱っているので「寄り添い」はしてくれつつも、いつも「問いかけ」をしてくれました。何かをアドバイスするのではなく、基本的に私には質問しかしません。私も私でおしゃべりが好きなので、聞かれたことについて自分の気持ちや感じたことを話していると、なんとなく自分の中で気持ちの整理ができるのです。マジですげー、メンタリストすぎる。そして、後半にはなんとなく持ち上がる気持ちになっていました。何をすべきかが見えている状態になるのです。

2つのネガティブ面を挙げましたが、「私はポジティブでやる気満々なとき200%のパフォーマンスを出すヤツ」という素晴らしい一面も持っています。上司も私のそれをわかってくれているので、「寄り添い」「問いかけ」をすることで私を最高な状態に仕上げてくれていたのだと思います。

じゃあその上司がいないとお前はダメじゃないか??みたいなふうに思うかもしれないのですが、すっとこどっこい、今ではこれを1人でできるようにすらなっています。この数年で自分にめちゃくちゃ自信が持てるようになっています。上司との1on1のおかげで1人で内省する(それこそ、上司が投げてくれていた問いかけを自分自身でやる)がメチャクチャ上手になりました。

まだまだ粗はあるけど...これからもセルフマネジメント頑張るぞ!!

アジャイルスクラムの世界を教えてくれた

前述した「同じPJ」では、私にとっては衝撃の体験ばかりでした。

というのも、以前の開発体制ではウォーターフォールみが強いPJばかりでした。要件を決めて、設計をして、チケット承認依頼だして、開発して、全体検証して、ドカーンとリリース。これが私にとっての「普通」だし、それ以外の世界を知りませんでした。

「細かくmainにマージすること」「タスクが流動的に毎日流れること」「定期的に他部署の方にできあがったものを見せること」「Zoomを繋ぎながら一緒にコードを書くこと」...全てが新鮮で、でも確実に今までより良くて、感動しっぱなしでした。

とくに感動したこと、それは「ふりかえり」です。 ふりかえりの文化自体はあったのですが、私が知っているふりかえりは1つだけ。KPT、それも個人で閉じてるタイプのやつです。スプレッドシートに個人単位でのKPTを事前記入して読んでいくと言った感じです。(このKPTも好きではある。内省が好きではあるので)

このチームでのふりかえりは、毎回コンテンツが変わるし、なんだか遊びみたいで楽しいし、何よりチームのみんなでやるので一体感がありました。

ふりかえりについての書籍や文献があることも知りました。食いつくように読んで、めちゃくちゃおもしれぇ〜〜〜となりました。

アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 始め方・ふりかえりの型・手法・マインドセット

ゲームストーミング ―会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲーム

で、このプロジェクトの時にやってくれていた手法が「スクラム」ということを知りました。

その時の成功体験から私はスクラムについて学び、「ぜってーこの方式で回した方がいいじゃん」となり、そこから自分がリーダーになったチームやPJでスクラムを導入するようになりました。以下の記事にも記述があるように、「出る杭は伸ばす」方針となり、認定スクラムマスター研修費用を会社から出してもらい、認定スクラムマスターになることもできました。

技術成長を支えるための「スキルメンター」制度を始めました

「プロダクトに向き合うことの尊さ」を教えてくれたのは紛れもなく上司でした。これからも大好きな自分のプロダクトを成功させるためにもがき続けたいです。

私の尊敬して止まない上司

パッションに任せて書いてきた記事ですが、要は、私の知らない世界をたくさん見せてくれました。知らない世界を自分で開拓することも教えてくれました。多分出会ってなかったら今私はこんなに成長していることはないです。まだまだ何もかもが未熟ではあるけど、確実に3年前より100倍は成長している。この私を作ってくれたのは紛れも無くきんじょうさんです。

蓋を開ければ甘えた言葉がクソほど出てきちゃいますが、グッと堪えて・・・😌

明らかに私の人生を変えてくれた人だし、死ぬ直前に人生の象徴としてきんじょうさんのことを思い出したい。出会えてよかったです、成長させてくれてありがとうございます!!!

これからもバッサバッサ羽ばたくと思うけど🦄🪽、私もバッサバッサ羽ばたくぞ〜〜〜〜!!!

とはいえ、永遠の別れじゃないので(12月も会うし来年も多分月1で会うw)、これからも何卒よろしくお願いします!!!