#あすみかんの上にあすみかん

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Team Topologies、ちぃとぽをチームで読んだ

株式会社アトラクタ様の「冬のプレゼントキャンペーン」に当選してちぃとぽをいただきました! チームで読んだので、その様子をブログに残します。

どのように読んだか

チームで読んだ

深く理解するために人と議論して知識を埋めていきたい、というのと「Team」ってつくしせっかくならチームで読んだ方が良いのでは??と思ったため、チーム費用で全員分購入し、輪読会をしました。

www.ryuzee.com

「チームでこれを読もう!」を提案するときにryuzeeさんが公開してくれている「30分で分かった気になるチームトポロジー」が大変役に立ちました。 チームで読みたいな、どんな内容かな、と思っている方は一度こちらを見ると本の内容が想像できて良さそうです。

すすめかた

  • 1,2週間に1度、1時間強とる
    • 最初の45〜60分で1章分を各々よむ
    • ↑と並行して「感想ブログ」もしくは「読書メモ」を各々が書ける分量で書く
    • 20分くらいとって一人一人の感想を画面共有しながら議論のタネにする
  • 輪読会が全部終わったら「全体で印象に残っていること」をサマって記事にする

輪読会という機会で、文章のアウトプット力も同時に高められるといいな...と個人的におもっていたため、わたしたちの輪読会は↑のように進めました。 この辺はユーザーストーリーマッピングの輪読会をした時のテックブログにも書いているので貼っておきます。

zenn.dev

読んでみてどうだったか

「議論」が理解を進めるのにめちゃくちゃ役立った

本を読んでいる最中に「ここってどういうことだろう?」と思うタイミングが私にもチームメンバーにも、しばしばありました。 共有フェーズでそれを議論することで「こういう解釈でいけそうだね」と理解を深められました。 これこそ輪読会の醍醐味。

また、「Team」のことが主題として書かれているため、わたしたちのチームの現状、わたしたち以外のチームの現状、組織の現状、また過去のチーム・組織体制を照らし合わせながら読み進められたのが良かったです。

カンファレンスなどで「ちぃとぽ」の話をしている時に理解(わか)る

実際に輪読会を開催している時にチームメンバーと同時視聴した登壇にちぃとぽが出てくるだったり、その後のカンファレンスでもちぃとぽの話題がよく出てくるため、その際に「あのことか」と理解(わか)るのはメチャクチャ良い体験。

印象的な部分

わたし

組織のチーム設計を公式にデザインするチカラは自分にはないな...とは思いました。 しかし、全体をデザインするチカラはなくても自分のまわりだけでもそのように設計したり、正解はこうだよと人に教えることができるので、チームという自由度の高い設計の「正解パターン」が知見として貯まったのがデカいです。 速攻アクションとして、当時のEMに「ちぃとぽめっちゃ良いから読んで!!」と概要をまとめた社内記事を書いたりしました。

チームで持っているべきマインドなどは「わたしたち持ってるね」と大共感しながら進められました。 チーム全員で赤べこになったのは "第3章: チームファースト思考"の「メンバーがまとまって1つの生命体と化す」の部分だった気がします。 さまざまな場面でチームの波長が合っているんだな〜と再認識できて良かったです。 逆に合っていなかったとしても「合っていない部分」「それはなぜか」「自分たちはどうするべきか」がチームで議論できれば良いと思います。

また、"第4章: 静的なチームトポロジー"の「固定されたチームデザインではない」「スナップショット」などの表現は感動しました。 そのような思考でチームを見たことがなかったのですが、わたしたちチームもまさに「旅の途中」だったため、表現がスッと自分の中に入ってきました。

全体を読み終えて、何が定義として存在し、自分はどこにいるのか、抽象的に見たときに、「次はどこにいくべきなのか」みたいなのがある程度想像できるようになりました。 そして、プロダクト開発を「人間」がやるのであれば、「人間」という存在は無視できないよな、というのを正しく強調している部分、リアリティがあって本当に好き。

チームメンバー

  • 「ユーザーと継続的に会話すること」もチームトポロジーの文脈で"組織"が感知すべきことに入っていることに驚いた
  • コミュニケーションは重要だが、不必要なコミュニケーションは制限する必要がある。その時その時に合わせてモード選択する必要がありそう
  • 「認知負荷」というワードが度々出てきていた。これを低減したい、雑な言い方をすれば「余計なことに頭を使いたく/使わせたくない」というのがチームトポロジーの動機として大部分を占めていそうに感じた。
  • チームを中心に考える、チームの関わり方を考えるがメインテーマの話だった印象。ストリームアラインドチームをメインに据えて、サポートするチーム(イネーブリングチーム、コンプリケイテッドサブシステムチーム、プラットフォームチーム)という構成にしなさいというのは少し大胆で驚きだった。

みんなの「印象的な部分」が少しずつ色が違ってそれも面白かったです。 いや〜いい輪読会だったな。

おわりに

書籍をお読み頂きご自身のブログ、X(Twitter)、読書ログ等に感想を書いて頂けること(概ね3か月以内に)

アトラクタ翻訳書籍プレゼント!!(終了) | 株式会社アトラクタ

輪読会が終わってからちょうど主催のカンファレンスや転職活動などが重なってしまい、ゆっくりブログに書くことができたのが夏になってしまいました...!!!🙏🙏🙏

素敵なキャンペーンの開催ありがとうございました!!!!大感謝!!!!!!