ちょっとした打ち合わせと結婚祝い、ということで大学時代のゼミの先生と吉祥寺で飲んだ。
- 大学の学科が刷新されて数学と情報がくっつくという話
- コロナ禍の話
- 一時期話題だった広告の話
- 落ち着いて良かった
- オープンキャンパスでやる予定のコンテンツの話
- オイラーの多面体定理らへんの話
- めちゃくちゃ面白そうだった
- わたしの知っている先生が准教授から教授になった
- めでたい
- 先生の本を買ったけど一度も開いてない
- 帰って「まえがき」だけ読んだ
などの話をした。 実際はもっと色々話したのだが一夜明けて少し抜けている、っていうのとパブリックにかけるような話じゃないことも色々した。
授業中に使用している資料を見せてもらった。 大学1年生、「集合と写像」の授業を受けたとき、きれいに整列されていて、どこかコミカルさを感じる先生の字が好きだったことを久しぶりに思い出した。 授業内容もとても丁寧で面白かった。
とはいえ、内容に関しては「うわあこんなのやったような...」という感じで、もうすっかり忘れてしまっている。 いつか思い出す時用に授業中のノートはとってあるが。
あとは、飲み会中に「積極的に黒板に出るわたしの姿勢がよかった」と褒めてもらえた。 先生の授業は、途中で「問い」を出して、前で解いたら加点をする、というイベントがあった。 たしかにわたしはほぼ100%の確率で前に出ていた。
うちの大学は貧乏&好成績だと授業料が免除される授与奨学金がある。 それを死守したかったため前に出ていたというだけだが*1、それを積極的にやる人がいて他の人も前に出やすい「文化」はできていた気がする。 褒められてうれしかった。
ゼミの先生は、良い意味で過激で、意志の強い、熱のこもった人である。 幕開けから終わりまで、普段のコミュニケーションと比較して3倍くらいある情報量・勢いの良い言葉が降り注がれた。 わたしよりおしゃべりである。 ただ、わたしも芯は過激な性格のため(社会人を経て丸くなった部分もあるが)、「ああ、これが私のルーツだ」と思い出せて楽しかった。
また会いに吉祥寺に行こう。
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先生の本です。どうぞ。
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*1:努力実り、4年間授業料タダでした