TL;DR
- 猫の呼吸には気をつけよう!(鼻がフクフクしてたら危険)
- 保険には加入しよう!
- 猫は吸おう
ようこそあすみパーク
猫を飼うと決め、1ヶ月ほど保護猫を探しておりました。
結婚していないから、という理由でつっぱねられることが多かったですが、
縁があり保護猫2匹を引き取ることができました。
連絡をとってから一週間もしないうちにうちに猫たちがうちにくることが決まり、
12月中旬に猫たち到来🎉
(転勤するため、できるだけ早く引き取れる家族を探していたとのこと)
キジミケのひめ、キジブチのほくろが家族に仲間入りしました。
かわいい。
かわいい。
本当に可愛い。
一緒に暮らしてからほとんど毎日幸せです。
3月、いつも通り猫を吸っているた時に気づいた異変
猫飼ってる人ならわかると思うのですが、基本的に猫は吸うものです。
猫っていい匂いするよね。顔埋めるよね。吸うよね。
で、ひめちゃんを吸うためにいつも通り顔埋めてた時にちょっとした違和感。
吸う息が短く、吐く息が長い。
「あれ?猫ってこんな呼吸するっけ」と思ってよく聞いてみると、
なんか少し苦しそうな呼吸。
顔を見てみると、呼吸の度に鼻がフクフクしていることに気づいた。
ネットで調べてみると、なんだか不穏な病気ばかり検索結果に出てくる。
また、鼻がふくふくする呼吸をしてから数日で亡くなってしまった動画などを見つける
これはやばい、と思って病院に駆け込む。
気づく数日前の何気ない動画。呼吸が荒いのがわかる。
原因は胸水
翌日病院に行き先生に見てもらうと「胸水が溜まっている」ことが発覚した。
そのせいで呼吸がしにくい状態になっていたみたい。
ただ、胸水が溜まるには他に原因がある。
その原因というのは「心臓の横におできのようなものがある」ことだった。
このおできが何者かはわからなかった。
いわゆるガンか、もしくは何かしらの影響で細菌のかたまりが出てしまったか。
まわりに付着している液体をみる限り、細菌が多く、
また血液検査の結果白血球の数が正常なため腫瘍とかではなさそう?との判断をもらった。
猫白血病の検査も陰性。
医師が診ても一発でわからない珍しい症例とのことで、
一旦様子見(投薬してみて結果を診る)することに
4日後、また胸水が同じくらい溜まっていた
もらっていた薬が効かなかった。
そして、4日という短い期間で同じだけの胸水が溜まっていた。
そのため、病理に検査をしてもらうことになった。
重い病気(ガン、猫白血病、FIP)のような症状が出ていないので、
それなりに軽い病気なのではないか、という淡い期待。
結果、ハイグレードリンパ腫
はい、めちゃめちゃ重い病気でした.....
治療しても、再発の可能性が高く、存命率もそれほど高くない。
ただ、進行が異常に早く、最初にきた時は2.7cmだった腫瘍が1〜2週間ほどで3cmを超えてきている。
このままでは心臓を圧迫して呼吸困難で亡くなるかもしれないとのこと。
何かしら手段をとるとして、選択肢は3つ。
毎週3万円ほどかかる注射を半年ほど打ち続ける。(複数の薬剤を投与する)
毎週1万円ほどかかる注射を半年ほど撃ち続ける。(単数の薬剤を投与する)
このまま痛みを散らす薬を与えるなどして、安楽死させる。
上から順に値段、存命率が高いです。ただ、一番上の選択肢をとっても、
再発すれば〜2年ほどで亡くなってしまう可能性があります。
いろいろ考えた末、一番上の選択肢を取りました。
後半戦←イマココ
ようやく、投与を始めてから半分以上が経過しました。時の流れは早い。
ひめちゃんは推定1歳くらいだったので、抗癌剤の効き目がよく、わりと早い段階で腫瘍は消えてくれました。
今はふつうの猫と変わりないくらいに遊ぶし、
食にはうるさいけど、ちゃんと食べてくれるし、
毎朝私たちが起きるとベッドの下に逃げ込んでて面白いし、
(土曜日の朝に病院連れてかれるけど、
ひめちゃん的にはいつ連れてかれるかわからないので
毎朝隠れることにしているのだろう)
猫飼って幸せだー!と思います。
やればよかったなと思ったこと、やってよかったこと
やればよかったこと。
保険に入ること!マジでこれに尽きますwww
保険に入ってれば、これがどれくらい減るんだろうか、って考えたこともありますが、
もう悲しくなるだけなので考えるのはやめました。
何が起こるかわからんので、保険は入っといた方がいいですね。
やってよかったこと。
お金のことを考えるのをやめたことです。
正直、取る手段は安楽死含め3つとも選ぶ余地はありました。
ぶっちゃけ可能性に対してコストが高すぎるな、と思ったからです。
でも、お金のこと考えるのやめたら、
自然と取る手段は長く生きて行ける可能性がある方を選ぶんだよな。
当たり前だよな。
出会って3ヶ月でハイグレードリンパ腫発覚!ですけど、
まあ起きちゃったことはしょうがない、
し救えるのだから救った方が絶対いいよなって感じ。
幸い、副業をはじめてお金は、なんとかなってます。よかったー
病院行き始めて、ハイグレードリンパ腫とわかってからこんなノートを作っています。
その日のひめちゃんの様子と、病院の明細が貼ってあるノートです。
明細は一つ約3万円。30枚で数えるのをやめました。
お金のことは考えないことにしたので、ここの計算は死ぬまでしないと思います。
多分、そこらの血統書つきの猫と同じくらいの金額なんだと思います。
いい猫に巡り合えたぜ!と思ってます。
安易に「猫飼った方が幸せだよ!」とは言えなくなったかもしれませんが、
私は多分猫と暮らす人生をやめないと思います。
毎日得られる幸せが大きすぎる。
知的好奇心もだいぶくすぐられます。
猫って何考えてんだろう的な。今この話しかけてる言葉は通じるのかなみたいな。
ひめちゃんはひとつだけ芸覚えてて、「ひめちゃん、コロン」と言うと
お腹をみせてコロンと転がるのです。こっちの言葉認識してる感があって、すごく興味深い生き物です。
今度動画におさめなければ。