中村 洋さんに「この号面白そうだよ」とおすすめされて、読んでみた本。 「プロジェクトマネジメント 想定外を乗り越える」という特集になっていて、目次をみると目を惹くものがたくさんだったので読んでみることにした。
特集の内容は以下。 どの話も非常に面白かった。
- プロジェクトリーダーが不確実性を飼いならす方法
- プロジェクトの失敗を招く「独自性の罠」を回避する
- 新たなプロジェクトの始め方
- バーガーキングは賛否を巻き起こすマーケティングをどのように実行してきたのか
- 持続的に成果を生み出すプロダクト思考
特に一番刺さったのは『プロジェクトの失敗を招く「独自性の罠」を回避する』。 「自分のプロジェクトは独自性があり学ぶことはない」と思ってしまうが、実は既存の課題を"独自"と思い込んでるだけ、というような内容だった。 自分のプロジェクトを「独自性があって他からは学べない」と思っているわけではなかったが、しかし、自分の行動を鑑みると「他から学ぶ」を選択していない場面もあったな、と思った。無意識に「独自性」と思ってたのかも、と気づいた。 直近の自分のプロダクトでも、「学ぶ」ためにやれるアクションもっとあるじゃん!と気付けて新しい動き方をしてみている。
あと全体的に思ったのは、プロダクトを良くしていくためには、シンプルに 問い→仮説→実験→学習 を小さく、失敗しながらも進めていけるか、ということかなとも思った。 気を衒ったナニカでなくて良いから堅実に前に進めることが大事そう。
いやー良かった。読みながら「まだまだ自分にやれることはありまくりじゃん!」と心が元気になっていく感じがしたので、また心に元気を灯したい時に読もう。