令和7年、世は大カンファレンス時代で(多分)、さまざまなカンファレンスが開催され、今日も日本のどこかでカンファレンスあるいはイベントがやっています(多分)。 そしてありがたいことにカンファレンスによってはアーカイブ動画を公開してくれていて、「あのセッションが(また)みられる!嬉しい!」という気持ちにさせてくれます。自分もそのひとりです。
自分ひとりでみるのも楽しいのですが、どうしても「どう思った?」「ちゃんと理解できている?」「派生してこの話をしたい」などという感情は消化しきれないことが多いです。 そこで、最近は会社で「しちょしちょ会」として朝の時間を活用してカンファレンスの視聴会をやっています。
今日は運用やら嬉しいポイントやらをブログに書いていってみます。
どのように運用しているか
- 毎週水曜日、参加は任意
- 9:15〜10:00の45分間
- Google Meetで動画を流し、Slackで実況スレを立てる
- 20分くらい駄弁る
- 次の週にみる動画を決める(約20〜25分のセッション)
毎週水曜日、参加は任意
参加は任意です。 だいたい固定メンバーの3〜4名で見ています。 たまにフラッと来てくれるひともいて5人になったりもします。
リンケージはカンファレンスやコミュニティが好きな人が多いので固定で来てくれる人が数名いるのが良さですね。 あと駄弁る時間的にもこの人数は結構フィットしていたりしそうと思いました。
9:15〜10:00の45分間
9:15ってちょうどいいんですよね。9:00からだと8:00台にPCの前にいなきゃいけないので、ちょっとバタバタしちゃう。だから、9:15というのがちょうど良いのです(個人の感想です)。 あと45分ってのもちょうど良くて、多分1時間でもいいんですけど、気張らずにこの人数で駄弁ると20分くらいがちょうどぴったりな感じがします。
Meetで動画を流し、Slackで実況スレを立てる
Google Meetはタブ共有で音声も共有できるので、画面共有してもらってそれをみんなで見てます。 会話スレはSlackにしているのがポイントで、後から見返せる・参加してない人もどんな会話してるんだろう〜と見に来られるのが良さポイントです。
スレッドはくだらないことなども書き込みつつだけど毎回だいたい40〜80くらい伸ばしながら会話していそう。
次の週にみる動画を決める(約20〜25分のセッション)
みたい動画はアンケートで決めています。 まず「このカンファレンスのアーカイブをみよう」と決めて、そのカンファレンスのトーク全部を並べてアンケートをとります。
そしてより多くのチェックが集まったのを順に見ていくというかんじ。
アンケートはid:ikkitang1211 が作ってくれます。いつもありがとう。
YouTubeの再生リストが大体あるので、view-source (たとえば
view-source:https://www.youtube.com/playlist?list=PL55Rz5TsPc_dvF2SVyEblWtAaOMY9yfxr
)からうまいことタイトルを切り出してアンケートにしてくれているらしい。いい感じにアレしてぺたっと貼るだけらしい。いつもありがとう。
セッションは20〜25分がちょうど良くて、ロングセッションとかはまだそんなに手を出しきれていないです。 1.25倍速とかでみればみれたりしそうなので、やりたくなったらやってもいいかも。
いままでにみたやつ
朝から開発部でこれ見て、どうやったらこの課題に遭遇するんだ!?!?などと話したりした(発表めちゃおもろかった〜わかりやすい〜)
— あすみ (@asumikam) 2025年4月9日
PHP Conference Japan 2024: 見えないメモリを観測する PHP 8 4 `pg result memory size`... https://t.co/u2Rytwflj6 @YouTubeより
ここにあげてないのもありますが、 PHPカンファレンス名古屋2025 は大体みおわって、そろそろ名古屋の弾数が減ってきたな〜とおもったところにPHPerKaigi 2025のアーカイブがきたので、最近 PHPerKaigi 2025 を見始めています。大カンファレンス時代ありがたいですね〜
こう、視聴ごとにグッときたもの・ことはちゃんとXにポストしたいのだが大体忘れてしまっています..........。
今日はまさに tadsan の動画をみたのですが、とても良くて、さまざま派生して最終的にAttributeの #[Pure]
の話などをみんなでしていたりしました。
続けるコツ
自分が固定メンツになること、自分のほかに固定メンツに生やすこと、頑張らないこと。
続けられるのは自分と同じように「カンファレンス視聴するのが好き〜」って人が数名いるからな気がします。これはなんというかリンケージの強みです。
あとはわりとカジュアル・ゆるめな気持ちで続けましょう。 継続のために「頑張らない」。気合い入れすぎないのが大事です。
あとは背伸びしすぎない「頑張らない」というのも重要な気がします。 理解できなかった、ちょっと集中力逸れてて聞き逃した、というのはわりとカジュアルに「いまのとこわかんなかったな」ってSlackに書き込むようにしてます。 誰かが補足してくれたり、あとで駄弁るときに「あそこどういう意味だっけ?」という会話のタネにもなったりして、とても良いです。
おわりに
わりと散り散りに住んでいるので、こういう雑なコミュニケーションが毎週とれる場所があるのはいいことだな〜と思っています。 フィットしそうだったらやってみても良いのではないでしょうか。
これのほかに朝の時間を活用して「ぶくぶく会(本を読む会)」「ふじふじ会(富士山のように大きなタスクを小さくする会)」などもやっていたりするのでいつか紹介します。*1