#あすみかんの上にあすみかん

#たのしいことしかかかないことをここに決意します

PHPカンファレンス小田原2025を主催した、来年もやってええか? #phpcon_odawara

2026/4/11(土)にやります

やります!!!!!!!!!!!

本編中でやりません!!って言ったんですけど、「やらない」のきっかけになっていた制約がスポッとなくなったのでやることにしました!二度あることは三度あるということでやっていきます!また小田原で会いましょう😀

ということで今年をふりかえる

気づけばもう1ヶ月前になっているのでどんどん薄れていく......のと、こだわりが強いからこそ、時間が経つにつれてそれを公開するのが恥ずかしくなっていっています。とはいえ、せっかく自分のブログなので、めっちゃラフに書いていこうとおもいます。きままに。わがままに。

2025年は、どんなカンファレンスにしたいか、というのをハッキリ自分の中にもちつつやれたカンファレンスだったなと思います。 「なんとなく」でやっていたことをやめて、「本当にやりたいこと」をやりました。気ままに筆を走らせていきます。

コアスタッフの強化

2024年は6名でまわしました。2025年は13名でまわしました。おおよそ2倍。 2024年はひとりひとりの負荷が高かったので、2025年はそれを緩和したく、ふやしました。

その結果めちゃくちゃやれることが増えました(?????)。結局負荷は高かったように思います。

やってみて分かりましたが、自分のまわし力の弱さに気付かされました。 人数が増えても6名みっちりむっちりでやっていたときのバイブスでやってしまっていたので、戸惑わせてしまうことがしばしばありました。 「こだわりがあって実現したいこと」と「むしろスタッフたちの好きにやってもらいたいこと」をしっかりと伝えるのが大事ということをあらためて学びました。

あとは、増やしたからといって負荷が綺麗に分散するわけでもないのと、「タスクを依頼する」ときの申し訳なさはなぜか倍増して個人的には苦しかったりしました。一緒に走ってくれたみなさんにはほんとうにみんなには頭が上がりません。あらためてありがとうございました。

3トラックおよび配信チームの強化

「配信チーム」とは、機材およびアタック動画制作、後日公開する録画周りのもろもろ、なんかその辺をまるっと任せているチームです。

3トラックにしたかったので、メンバーも増やしさまざまなわがままを聞いてもらいました。 「なんでこんなわがまま聞いてくれるの????」ってくらい、めちゃくちゃ作り込んでくれました。感無量です。

2024年は"最小構成"で開催することが目的だったので、分かりやすくいうなら、プロジェクターとスクリーンがあれば、カンファレンスやろ!!!というような構成でした(いや実際のところ、2024年も、作り込んでもらっていたのですが)。それをやめました。2年目だし、快適に登壇をみてもらいたい、快適に登壇してもらいたい。それを実現できる仲間をみつけたのと、彼らはなぜかすべてのわがままを"理解"してくれるので、大任せできました。

わたしが概念をつくるのであれば彼らは物理をつくる、というような関係性です。*1マジでありがとう。

スポンサープラン見直し

せっかkじゅぺちおだに協賛してくださっているため、少人数でローカルな特徴を活かしたいということでスポンサー様の露出を増やしました(2024年と比較して)。 協賛してくださったスポンサーのみなさま、本当にありがとうございました。 今後も「スポンサーしてよかった」と思っていただけるプランはなにか?というところを精錬していきます。

そして、このプランの見直しも、ひとりで考えたのではなく、実現したいことを落とし込むところをだいぶスタッフたちに手伝ってもらいました。 この辺は本当にコアスタッフを増やして一緒に考えてくれる人を増やしてよかった、という部分です。

小田原を楽しんでもらう

  • 宮小路散策ナイト
  • 小田原市移住相談ブース
  • 小田原街歩きツアー
  • おだわら梅丸音頭
  • 梅丸のイラストもりだくさん(小田原市に申請書を出しています)
  • おだわランチ
  • 小田原銘菓など
  • プリかま
  • 万葉の湯!!!!(小田原か?小田原にあるから小田原でいいか)

入れられるところにはどんどん入れていったはず〜〜〜〜。 これもね〜〜〜〜〜〜スタッフのみんなのおかげだね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜本当にありがとう〜〜〜〜〜〜〜(これはありがとうブログです)

小田原に住んでいるからこそ、小田原が好きだからこそ、もっと小田原感を楽しんでもらいたいですね。これは私のつくるカンファレンスの強みにしていきたいですね。あの、ちなみに「めっちゃ小田原楽しんだわ...」と思ってますか?いえいえ、まだまだ浅瀬です。

www.youtube.com

キーノート

2025年、開催をきめるなら絶対にさきちさんにキーノートやってもらいたい、という強い気持ちがありました。 さきちさん、お忙しい中快諾してくださり本当にありがとうございました。

小田原にあわせてつくってくれたトークは非常に心を打つもので、最高のキーノートでぺちおだを始めてくださいました。 このキーノートを当日無事に配信できたことが、ぺちおだの大きな成功です。

fortee.jp

匿名プロポーザル

純粋にやりたいことをやってみました。

普段、他のカンファレンスで登壇しているエンジニアがスタッフをしてくれています。 全部のトークを採択できるのであれば、こんなことを考えなくて良いでしょうが、どうしても枠の都合があるので、採択者/不採択者がでることになります。その結果、他者からネガティブな感情が出ることもあります。その行為が良いか悪いかは置いておいて...悲しいことはない方がいいから...限りなく排除したい結果、匿名プロポーザルという形式になりました。

動物の絵文字を使ってみようとか、連携はこのようにすれば完全にわからないようになる、とか、投票時のレギュレーションを決めよう(このプロポーザルは誰々さんっぽいとかいうのやめよう)、とか、他のスタッフもさまざまなアイデアを前向きに出してくれました。

その結果自分のトークも採択されたのはめちゃくちゃ嬉しかったです。やったー!

asumikam.com

PerlでつくるフルスクラッチWebAuthn/パスキー認証 by macopy

セッションフェーズがめちゃくちゃわかりやすいのと、そこから実装があまりにもかっこよすぎた

いつか私も実際にリアルタイムでコード書く系のセッションする!!真似する!!!マジで楽しそう!!!

このトークの起源は YAPC::Hiroshima です。その場でコードをシコシコ書く系のトークがしたかったのです。自分のカンファレンスで自分の夢がかなったー!よかったですね。

ただ、カンファレンス主催と本気のLTが同時に来ると頭がおかしくなります!!!!!!!!!!!ご参考までに!!!!!!

ぺちおだ大合戦

めちゃくちゃ大きな企画やっちゃった〜〜〜〜。本当に滞りなくオケツまで通せてよかったよ〜〜〜〜・・・あと成功できてほんとうによかった。 コミュニケーションが充分にとれて、あたらしい縁がうまれて、学びにもなるコンテンツ、ということで、実はですね、あの形になるまでにスタッフたちと何度もPoCを重ねて、コンテンツ考案をしたのでした。

  • ぺちおだ試験
    • 4人チームの予定だったが、UMECOの机だと3人チームが最適と気づいた→チーム人数変更
    • 文字サイズは大きめに設定した方が見やすい
    • 一体感を出すためにテスト用紙は1枚が良い
  • ランプの魔人
    • マジで楽しいか?を遊んでみて実験(結論、楽しかったので採用になった)
    • フリーお題すぎると正解まで10分近くかかるのでお題は絞った
    • ルール説明が複雑になりすぎないようにお題はシンプルめにする
    • 最大4〜5枚あれば時間は充分にもちそう(当日、使い切ったチームがいた時は本当にびっくりしましたw)
  • HTTPステータスコード百人一首
    • これはもともとのゲームが素晴らしいので誰がどう遊んでも楽しかった
    • あらためて アゲピテック(@agepeanuts)さま、ありがとうございます!
    • 読み手のリズムの調整などはしておいてよかった
  • 並列にゲームを進められるか
    • 実況するスタッフが必要と気づけた
    • 絶対にずらさないタッチポイントだけを決めれば司会の好きにやるのが自然で良さそうと気づけた

・・・マジでPoC大事!!w あとユーザーインタビュー!! 想像だけで企画を進めていたらあんなに面白くなってなかったです。

あと、それでも、ほんとーーーーーーに悩みの種は尽きなくてですね、書き出してっていいですか????

  • その他コンテンツ考案で悩んだこと
    • そもそも考案したゲームに穴がないようにする
    • 初心者の人が孤立しないようにする
    • ただの遊びにならないようにする(学び・共有をしっかり)
    • インターネットに依存する設計にしない
      • UMECOのWi-Fiは大人数繋ぐのに不安&インターネットも拡張できない
  • 当日の運用系
    • ランダムにマッチングしたい
      • 当日にシールを配布する仕組みを発案
    • チーム人数の"3人"が欠けないようにする
      • 配布を第何次かに分ける&スタッフで入れる人を数名用意
    • 参加できない人を限りなく少なくする
      • かまとぼこで並列でやることに決定
      • 最小60名〜最大120名まで対応できるように配布数を采配
    • チームがかまにもぼこにも偶数組必要(百人一首用)
      • ぼこは第1次で配り切ることで変数は「かま」だけにする
      • ある程度↑で調整しつつ、当日奇跡的にうまくいった
    • ぺちおだ大合戦用のレイアウト変更が必要
      • その間も楽しくするために、チームOMOTENASHIを結成
      • ついでに酒も提供!!!!!
    • 同期しないといけない・時間通りに終わらせないといけない
      • 奇跡的に神司会が2人いたので解決
    • リアルタイムに正確な集計・スライド反映
      • GoogleスプレッドシートGoogleスライドを駆使して実装
      • 実は当日集計にバグが出てたのだが、当日スタッフを割り当てていたので対応できた

「うまくいくかな、うまくいかせなきゃ」というおもいが強すぎて、前日、整腸剤・胃腸薬・葛根湯、本当にありとあらゆる薬をかちこみました。こんな感覚はじめて、ってくらい体が変で、メンタルからくる不調でした。不安がたくさんになると体が変になるらしいですよ、知見として持って帰ってください!!!

苦悩と興奮の戦いですね

去年の自分と比較しちゃって、去年ははやくはじめたくってワクワク、はじまってからも私最強〜〜〜!でノリノリだったのに、今年はマジでみんなが良い体験が提供できているのか不安でしょうがなかったです。スタッフ控え室で泣き言をいっていたとき、支えてくれていたスタッフのみんな、ありがとう...........。

昼頃くらいから、じわじわとハッシュタグの実況ポストを追って「...あれ?みんな、カンファレンス楽しめてるくね?」というのに気づいてから、最強モードに戻りました。最終的に大成功だったんじゃないですか?そう自分が思えるのが大事だよね〜。

「あれ? asumikam おもったよりもネガティブじゃん?」って思った? (思っていた場合)そうなんすよ〜〜〜実は心配性で、めちゃくちゃネガティブなんです! (思っていなかった場合)そうですか。よかったです!

2年目だからこそ、本気だからこその苦悩ではありますが、実際おわってみると、大変興奮が味わえる良い体験だったな、と思います。

ひとつ、揺るがないのは、きてくれたみなさんが最後まで学びを楽しめるようにカンファレンスをつくりたい、という思いです。 1年目も、2年目も、形は違えどそれを作っています。そして3年目もそれを作ってみようと思います。

それでは、あらためて。

また小田原で会いましょう👋

*1:これはバイブスで喋っています